2020.11.18
invisible world
+1art 年末チャリティー展

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+1artギャラリーの年末チャリティー展に出品しています。

invisible world
2020 磁器 銀箔

造形教室で4歳児と過ごしていた時、自分の名前を初めて書く
という場面に遭遇することがあった。
「私」と「世界」は分けられ、より自他の境目が明らかになっていく。
視るということは対象化すること。
ヒトは自分の内も外も、およそ見られるものは何でも見ようとしてきた。
見て、名付け、分類していく。あらゆる境界線は見ることからはじまるのかもしれない。
ミクロの目も、マクロの目も手に入れて、見えなくなったものは何だろう。


2020.9.10
fossil scene
days

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何気ない日常の情景を磁器に焼く試みを続けています。
はかなくも強い日々のかけらたち。



2020.5.15
letter

手紙.jpg

手紙の中には話者が減り続けている
少数民族の言葉を転写しています。

一年半ほど前に「なくなりそうな世界の言葉」という
一冊の本をテーマにしたグループ展に参加したのを
きっかけにつくりはじめました。

地理的な条件、歴史背景など様々なバランスの狭間で
消えていきつつある文化、人々の日常。
ままならない日々を生きる小さなひとりとして
今日も少しずつ。




2019.9.24
俳句×美術/伊賀上野 2019

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今村源+藤井なお子

今回、離れの二間は美術家の今村源さんと俳人の藤井なお子さんとの
コラボレーション作品の展示になりました。
お互いお題に「モノ」を出し合い、それを起点に俳人は句を詠み、
美術家は場を整えます。

今村さんが出したお題は「氷」
朝、机の上に置かれた氷から溶け出した水は
句を浮かべるうみとなる。
繊細な感覚を載せた句は束の間のうみを漂う舟となり、ワタクシへと航路をとる。
ワタクシに行きつき舟は停まり、伝った水は雫となって世界に波紋を広げ続ける。

俳句の流動性を作品そのものの成り立ちに組み込み
常に「コト」が起こり続ける場を提示する。

俳人がぽつりと言った「作品そのものが俳句だね。」
という言葉がしっくりと胸に落ちました。










2019.9.20
俳句×美術/伊賀上野 2019

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resting prace

俳句は時間性の強い短詩です。
日常の些事を詠み、小さな時間を掬い取ることで
大きな時空の拡がりの中に詠み手をぽんっと押し出してくれる気がします。

それは白い紙の上に点を打った時、
その点の小ささにはじめて紙全体の拡がりを感じ取れるようなことと
似ているのかもしれません。

句集は言葉から成る、その小さな時間の集積です。
今回は句集の言葉を磁器に焼き、
それをさらに砕いて微細な粒にしていく作品をつくりました。


言葉は一時
ここに憩い
また、解ける







2019.8.12
俳句×美術/伊賀上野 2019

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前回、2017年から参加させて頂いている美術と俳句の展覧会。
今回は俳人の小倉喜郎さんとコラボさせて頂くことになりました。

小倉さんの現代俳句は不可思議です。
そのヘンテコ(いい意味で!)加減が絶妙でついつい癖になるのです。

言い訳にポッと吐き出す海月かな
羊水の中の瞬き花曇り
翡翠や兄さん紙となっている     小倉喜郎







2019.7.8
京都陶磁器会館 「石のかたち」

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一部、オヴジェも出しています。陶磁器会館はガラス張りなので自然光がふんだんに入ります。
磁器は自然の光の中で見て頂くのが一番好きです。







2019.7.8
京都陶磁器会館 「石のかたち」

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酒器。誰かと話しながら、また一人でのんびりと。
お酒の時間はゆるり、リラックスの時間です。
掌で、指先で、なんとなく触れてしまうかたちや質感をイメージしながらつくります。







2019.7.8
京都陶磁器会館 「石のかたち」

山下裕美子 展.jpg

本当に久しぶりのクラフト展、京都陶磁器会館にて17日まで開催しています。
日用のものを作る時には、掌にどのような感覚が伝わるかを意識してつくります。
焼いて固い磁器でありながらも、土がまだ水を含んでいた時の柔らかさや、経てきた時間、
まわりの空気をどこか感じるうつわがつくれたら…。
完成されて静止してしまったかたちではなく、動いてきた、これからまた動いていく予感を孕んだ
「途中のかたち」が使って下さる方の日々の余白になりますように。









2019.7.7
ART OSAKA 2019

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大阪・梅田のグランヴィアにて毎年開催されているアート大阪に、
+1artギャラリーから出させて頂きました。
はじめて参加したアートフェア、現代美術のお祭りという感じで、
ご来場のたくさんの人にびっくりしました。
熱心にご覧下さる方も多く、盛況のうちに昨日終了となりました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。









2019.4.12
石の紙

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こちらのギャラリーでは3度目の展示ですが、この時期ははじめてです。
会期中、暖かかったり寒かったりの繰り返しでしたが
晴れた日には天窓から差し込む陽の光が柔らかく、時間とともに動いていきます。
お昼頃ほんの一時、手紙の上に光がふんわりあたる時間が好きでした。










2018.12.28
不在のまど

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今回の展示作品のひとつ、「不在のまど」です。
そこからのぞいて見ようとしても、次の窓の輪郭が見えるばかり。
そこにある何かを見るためではなく、ないことを識るための「まど」







2018.12.18
痕跡あるいは不在

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ギャラリーギャラリーでの二人展がはじまりました。
今回、企画をして下さった深萱さんから
「痕跡あるいは不在」ということばをもらって制作がはじまりました。

といっても、表現は違えど『あること』と『ないこと』、
そしてその『さかいめ』というのが多くの作家にとって
テーマであるように、私にとっても、ずっと大きな問いです。








2018.11.29
fossil words

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「なくなりそうなことば」展に出品している作品「fossil words」
石化したことばという意味があります。
薄い膜状の磁器作品は、ミルフィーユのような多層構造でできています。
14層の層のあいだには、「なくなりそうな世界のことば」に
紹介されている50のことばたちが閉じられ、
表面に近い層のことばたちは判読できますが、奥の層のものは
曖昧な影のようにただそこにあるだけです。







2018.11.24
なくなりそうなことば

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+1artギャラリーで年末恒例のチャリティー展が開催されます。
今回は「なくなりそうなことば」がテーマ。
上記「なくなりそうな世界のことば」という本にインスパイアされた展覧会です。
この本には世界各地で話者が少なくなっていることばたちが紹介されています。
54名の作家たちはそれぞれに"ことばの箱"をつくります。
一年の終わり、世界の多様なあり方に、願いと祈りをこめて。

チャリティー展






2018.10.15
京都陶磁器会館

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引き続きクラフトの仕事、
無事に焼きあがりました。
動いていくかたちの一瞬を留めて。








2018.7.31
京都陶磁器会館

蓮葉鉢2-a.jpg

久しぶりにクラフトの仕事、
夏のうつわが焼きあがりました。
白磁の酒器やカップ、鉢や皿など…
陶磁器会館にてお求め頂けます。







2018.2.20
SILVER SHELL

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はじまってしまえばあっという間。
個展「factal」、足をお運び頂いたみなさま、ありがとうございました。






2018.2.15
SILVER SHELL

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遠方での展示となると、直接ご来廊の方々とお話しできる機会が
少ないのがもどかしいです。
作品たちを通して様々な出会いがありますように…。






2018.2.6
SILVER SHELL

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東京SILVER SHELLでの個展がはじまりました。

多角形は、接し合うもの同士がせめぎ合いながら一瞬の均衡を保ったかたち。
刹那のかたちは、ミクロからマクロへと、内接と外接を繰り返し、
時に反転しながら循環していきます。






2017.11.19
猪名川町

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猪名川町の静思館にて「俳句×美術」の展示がはじまりました。
静思館は重厚な中にもどこか素朴なかわいらしさが漂うお屋敷です。

古い西洋建築が、シンメトリーにつくられていることが多いのに対して
日本建築の空間は、まるで泡が発生していくように不規則に膨らんでいくのだと
何かの本で読んだことがあります。
お屋敷の内外をぐるりめぐってみると、
その展開の不可思議さに泡のようという形容を妙に実感します。

それぞれの作品たちが配されることでどのような空間が広がるのか、ぜひ足をお運びください。





2017.10.19
伊賀上野

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三重県伊賀上野の入交家にて「俳句×美術」の展示がはじまりました。
写真、棚の上段は古書を素材に制作されている田中広幸さんの作品です。

文字は不思議です。
いつも当たり前のように使っているものなのに、じっと見つめていると
まるで違ったものに見えてくる瞬間があります。

何かを伝える道具としての意味を脇に置いて、文字そのものを見ることで
いつもの風景にズレが生じる、作品はその入り口をつくることなのかなと思います。




2017.8.11
伊賀上野

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古い町並みが残る三重県伊賀上野。
芭蕉の生誕の地でもあるこの場所で、今秋、10月に開催される俳句×美術というイベントに
参加することになりました。
音楽家のライブや俳人の方の句会も催される予定です。

会場は武家屋敷ですが、下見の際に訪れた商家の遊び心あふれる意匠の数々に
思わずたくさん写真を撮りました。

竹を縦に割った断面を大胆に使った窓。
切り取られた隙間からのぞく景色。
少し前の人たちは、もっと自由に日常と非日常の境界を遊んでいたのかもしれません。





2017.8.11
伊賀上野

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天袋の引手。
ころんとした形がなんともかわいい。
ちょっとした宝探しです。




2017.5.30
OPENERS 2017

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アートスペース感での「OPENERS 2017」、会期を終えました。
会期中には坪庭の山法師が満開を迎えました。
白い花が空に向かって段々に咲いていく瑞々しい季節、
とても贅沢な時間でした。

足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。




2017.2.26

個展終了

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「白図 White Figure」展、無事に会期を終えました。
ひとつの問いが生まれると、またさらなる問いが生まれます。
少し可能性に触れると、その奥にも指先をのばしたくなります。
ふと振り返ると、見えなかったものが見えてくることもあります。

ひとりで気付けること、考えられることはとても小さくて
他の誰かやものごとと触れ合って作品づくりは続いていくのだと感じます。
ご高覧頂き、ありがとうございました。


2017.2.9

個展初日

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大阪+Ⅰartギャラリーにて「白図 White Figure」展はじまりました。
こちらでは、作家とギャラリーとがコミュニケーションをとりながら
空間をつくっていきます。
様々な可能性を探る中で、近づいては手離しを繰り返し、
自分ひとりでは至らなかった空間になりました。
お時間許せばぜひご高覧下さい。

2016.11.2

個展終了

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先週、無事に展覧会を終えることができました。
場所柄海外の方も多く、中国、インド、ニュージーランド、オーストラリア、
オランダ、フランス、イタリア、ロシア…
一期一会、たくさんの国の方と作品を通して通じ合えたことは大きな励みとなりました。
私のカタコト英語をくんで下さった皆様、会場に足を運んで頂いたすべての方、
支えて下さった方々に深く感謝いたします。
ありがとうございました。 



2016.10.20

個展開催中

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10.26まで 「きおくの輪郭」展開催しています。
はじめて展示空間を見た時、奥行のある縦長の空間が
とても贅沢だなぁと感じました。
一列に並んだ作品の横をゆっくりと歩くことで、様々なかたちの輪郭から
自らの記憶や、もっと大きな時間の流れへと想いを馳せて頂けたらうれしいです。




2016.9.8

個展予定

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2016.10.14-10.26 「きおくの輪郭」
東山五条にある京都陶磁器会館。
2Fギャラリーにて個展を開催します。
会場でお待ちしております。

の前に、今は制作真っ只中です。
記憶をたどって私のはじまりに触れようとするのですが
淡い輪郭が揺らぐばかり。
その曖昧な境界にこそ豊かさがあるのではないかと思いつつ今日も少しずつつくっています。

2016.8.1

炎芸術127号

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陶芸雑誌「炎芸術」2016秋号に作品をご紹介頂いております。
京都で制作しておられる様々な作家の方が紹介されていて
一口に陶芸といっても、その幅の広さ、奥行の深さを改めて感じます。

何かひとつつくると、また新たな問いが増えていくようです。
その果てしない拡がり、むずがゆくなるような感覚にわくわくする気持ちを
ずっと持ち続けていきたいです。

2016.4.7

瀬戸内国際芸術祭

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瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。今回は小豆島と豊島。
一日にひとつの島をゆっくりまわりました。
瀬戸内の海、島風、棚田、山をめぐるぐるりの道、鳥の鳴き声
おそらく島の住民であろう中高生からご年配の方々がいくつものアートワークでスタッフとして出迎えてくれました。少しはにかんで、またはちょっと誇らしげに我が島にやってきた不思議で奇妙な作品たちを初々しく丁寧に説明してくださいました。 
あらためて、作品は個として成るものではなく、環境や携わる人々やその土地の記憶など様々な要素が触れ合って溶けあい、生まれるのだなと感じました。

2016.4.7

豊島美術館

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ずっと行きたかった豊島美術館。感覚が隅々まで解放され、
小さな自分がとても大きなものの一部として感じられるような場所でした。

水が生まれる あちらこちらで
水が滑る あの水もこの水も一緒に
水が溜まる あの時の水は 今 この水の中

風が吹く
雲が動く
リボンが揺れる
木が揺れる 枝が揺れる

葉が舞って ことり
虫が歩く ダンゴ虫も クモも
動けなくなった場所で動かなくなる

それだけ    それだけ   



2016.2.9

きおくの輪郭
(新鋭展出品作品)

山下裕美子.tif

「きおくの輪郭」 

とうとう輪郭だけになってしまった樹は
内側に抱えた年輪の、記憶の質量から自由になった

ある植物、または動物のかけら、その形状や質感に刻まれた情報としての記憶

人から人へ、受け継がれていく智の記憶

大切なものをひとつ手にしてそっと包んだ日の記憶
感触の残滓だけを残して、その中身はもう思い出せない。

ふるさとの山。見慣れた稜線。
あの山も太古の昔には海の底であったという。

個としての記憶はもちろん、連綿と受け継がれていくように思える記憶ですら
常に変化の只中にあり、たくさんの時間はいつもどこかへいってしまうのだ。
私たちはそれぞれの時間軸の中、淡い記憶の輪郭をなぞりながら生きていく。

記憶はいつも輪郭の中。

2015.11.27

不思議な問い

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「くうきの輪郭」展、会期を終えました。
久しぶりのオヴジェの個展、足を運んでくださった皆様に心より御礼申し上げます。

「不思議な問いのある作品を」
つくっていく中で、これまでに頂いた言葉がふと浮かんでくる瞬間がありました。
自分で築いてきた意味や価値や枠組み、垂直的な思考からひゅうっと離れたところで
見て下さる人の静かな場所へ、ゆっくりと降りていく作品がつくれたなら。
そこから不思議な問いが浮かんでくるのかもしれません。


2015.6.30

つづくかたち

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7月24日~26日の3日間、今年もmekikkiさんにて展示&販売会を開催します。
今回は磁器そのものの白でつくったアクセサリーや器を出品する予定です。
手のひらに土を一握り。
頭の中にあったイメージが、手を動かすことで心地よく裏切られていきます。
魚の尾のように見えていたかたちが少し触ると、何か知らない動物の角に見えてきたり、あるいは細胞の一部のようであったり…。ちっぽけな手の内から遠い記憶のはじまりへと、深い呼吸を繰り返すようにかたちは生まれ続けます。
終わることのないかたちの不思議を思いながら今日もひとつ。
mekikkiさんでお待ちしております。

*24日、26日は終日会場におります。

2015.3.10

展覧会

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昨年末からふたつの展覧会が続き、スローペースの私には慌ただしい日々でした。
そして気が付けば3月…、無常です。
やっと、少しずつ手を動かすいつものリズムが帰ってきました。
「Carpe diem」
選抜展でお隣に展示されていた人長果月さんの映像作品には不思議な音が名づけられていました。
「日々を積む」という意味があるのだそうです。
今年もちょっとづつ、日々を積んでいけますように。





2014.9.24

感受

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「人は生まれたとたん、朝から晩まで外界というものがひっきりなしに降り注いでくる。
 ”感受”は、ひたすら受け身の災難ですよ。」
雑誌に載っていた黒田夏子さんの言葉。
時に持てあまし、あやしながらつきあっていくやっかいなもの。
でも一方で、遠くに何かを求めなくとも、自らの感受の弁さえ開いていれば
外界はいつも刺激に満ちている。
自分を自由にできる唯一のものなのかもしれません。



2014.4.23

茨木のり子さん

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ようやく春も本番、はじまりの季節にそっと開きたい本があります。
茨木のり子さんの詩集です。
凛とした眼差しで見つめられているような
行間からの無言の問いかけ。
はっとみじろぎ自分の中をのぞきこみます。

「言いたくない言葉」  茨木のり子

心の底に 強い圧力をかけて 蔵ってある言葉
声に出せば
文字に記せば
たちまちに色褪せるだろう

それによって
私が立つところのもの
それによって
私が生かしめられているところの思想

人に伝えようとすれば
あまりに平凡すぎて

けっして伝わってはゆかないだろう
その人の気圧のなかでしか
生きられぬ言葉もある。

一本の蝋燭のように
熾烈に燃えろ 燃えつきろ
自分勝手に
誰の眼にもふれずに

2014.3.12

まど・みちおさん

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先日、朝アトリエで作業をしているとラジオから詩人のまど・みちおさんの訃報が流れてきました。
久しぶりに開いた本の、言葉ひとつひとつの間から繊細な感覚がこぼれおちてきます。
すてきな詩をたくさん、ありがとうございました。

「臨終」  まど・みちお

神様
私という耳かきに
海を
一度だけ掬わせてくださいまして
ありがとうございました

きれいでした
この一滴の
夕焼けを
だいじにだいじに
お届けにまいります 




2014.2.10

雪やこんこん

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寒くて寒くてつらいはずなのに、雪が降るとテンションが上がります。
白く、薄い膜がしんしんと世界を覆って、いつもの風景が一変。
静かなのに鮮やかな世界の成り立ちにわくわくします。
うちのにゃんたちには2回目の雪景色です。
去年は、はらはら舞う雪の欠片をキャッチしようと遊んでいたのに今年は早々に退散。
そんなに早く色んなことに慣れてしまうのは少しさみしい気がします。



2014.1.10

Happy new year

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新年です。こどもの頃に買ってもらってずっと好きだったあかりの灯る地球儀。
新しい年のはじまりに、なんだかこの一枚がふさわしい気がします。
20年以上前の地球儀、大陸に走る線のかたちが今とはずいぶん異なります。
その線をめぐる様々な物語を思い、静かに一年がはじまります。

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